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April 24, 2007
ILC TOEIC講座担当講師の第129回公開模試(3月26日)受験報告
ILC TOEIC講座担当講師の第129回公開模試(3月26日)受験報告
会場は茗荷谷駅側の拓殖大学文京キャンパスでした。今回で二度目なのですが、前回同様、前後の机と机の間隔が他の会場より狭いように思われ、どうも気になりました。もちろんだからといって点数が下がる、というようなことは滅多にないと思いますが。できればベストな環境で受験したいものです。
さて、実際にテストが始まると・・・
パートI,IIの途中までは、いつものように余裕綽々で2〜3秒ずつ稼いではパートIII,IVの設問・選択肢の先読みに精を出していたのですが、パートIIの二十番台半ばから突然難度があがり、不意をつかれてしまいました。発音やスピード、あるいは使われる単語が難しくなったのではなく、質問が長くなり、百パーセント集中していないと意味を取れなくなったのです。2問ほどあやふやなままで答えてしまいました。油断大敵です。パートIIは相撲と同じ「立会い勝負」(質問の始めの部分でどれだけ集中できるか)だ、とあらためて実感しました。
パートIIIとIVに関しては、最近二〜三回に比べ楽だったように感じました。特に順不同型の問題(会話やアナウンスの中で、設問とは違う順番でキーとなる情報が与えられる。初めから設問と選択肢の両方を頭に入れていないと正解するチャンスは非常に小さくなる。)が一問も無かったのが大きかったように感じました。
今回、リーディングセクションの面白い問題はパートV(短文4択)に集中していたと思います。例えば・・・
The recent survey showed orange juice sells ( ------- ) as coffee in the morning.
で、正解は just as です。〜と同じくらい良くという意味の as well as という熟語は誰でも知っていますが、それに強調の副詞 just がくっつくだけで選びにくくなります。さらに自信をもって素早く正解を選ぶには、動詞 to sell について、「〜を売る」という他動詞としての意味だけではなく、「売れる」という自動詞としての意味にも習熟していなければなりません。おまけに、最後の in the morning が直前の coffee にかかる形容詞句ではなく、sells にかかる副詞句であることを即座に見抜く読解力も要求されます。(訳:最近の調査で、朝には、オレンジジュースもコーヒーとまったく同じくらいよく売れることがわかった。)このような、高度なボキャブラリーも複雑な構文も使っていないのに、多くの知識が同時に問われるために難しく感じるようなタイプの問題が、TOEICの真髄といえるでしょう。
パートVIは文法問題としてはなく、長文読解問題として考えるべきであることがいよいよはっきりしてきました。素早く、2〜3分で1パッセ-ジ(1ページ)を読みこなせれば解けるし、読めなければどんなテクニックを使っても正解は選べないというタイプの設問が多くなっています。
パートVIIも同様です。前回(1/14, 第118回)には、特にダブルパッセ-ジ問題で、重箱の隅をつつくような詳細な情報を読み出せなければ解けない問題が目立ったのですが、今回は、コンテクストを掴めばあらためて細かい語句を確認しなくても解ける設問が大半を占めていました。TOEIC本来の姿にもどった、というべきでしょう。
帰り道、一般の受験者が「今回は時間的には楽だったな。」と話しているのを一度ならず聞きました。同感です。今回始めて時間内に全問解けた、という人も多いのではないでしょうか。ただ、TOEICでは全てが偏差値によって評価されることをお忘れなく。手応えはよかったのに点数が伸びなかった、ということはよくあります。むやみに期待したり、がっかりしたりしないで、気長に、こつこつ勉強することです。
