理学療法士科学生3名が障害者教育推進北海道派遣事業に参加しました。
8月21日から26日の1週間宝塚市教育委員会が主催する「障害児教育推進北海道派遣事業」の引率補助員として、試験に合格し、ボランティアとして参加しました。「障害児教育推進北海道派遣事業」は、障害をもつ中学3年生の生徒が、北海道で乗馬セラピーや搾乳の体験、富良野等を訪れ自然の雄大さにふれ、5泊6日という身辺自立(掃除、洗濯、部屋の管理等)の学習を行います。そして、私たち引率補助員の役目は、この生徒たちと生活を共にし、怪我なく安全に北海道での自立生活を送れるように援助することです。この事業に参加して、普段は表情の乏しい子どもたちが馬に跨った瞬間に明るい表情へと一変するような精神面への効果や、普段車椅子で生活している子どもたちの乗馬による姿勢改善のような身体面への効果等、乗馬セラピーの効果を肌で実感することができました。また普段接することの少ない障害を持つ子どもたちと身近に接する良い機会になりました。この経験を今後の理学療法士になる為に活かして行きたいと考えています。
整形靴製作 III 完成! 〜2年生〜
「整形靴製作実習?」は、義肢装具会社の現場で整形靴製作に携わっている方を先生として招き、毎週土曜日に実習が行われます。4月に製作に取り掛かり、この9月にようやく完成しました。この授業では、主に次のことを課題としています。
(1)自分でモデルさんを選び、採型・仮合わせ・適合及び製作の計画を立てる。
(2)短靴を製作する(特別な場合はブーツも可)。
(3)石膏で木型を製作する(写真1)。
(4)最終日に品評会としてクラス全員の前で発表する(写真2)。
写真1:石膏ラスト
写真2:品評会の様子
学生自ら選ぶモデルさんは様々で、クラスメイト、家族、友人、先生等々。一見何も問題無さそうに見える足でも、よくよく観察してみたり、本人から聞きだしてみたりすると、意外にも「問題らしきもの」が浮かび上がってきます。それに対し、靴で何が出来るかを自分で考え、計画を立て、実際に製作していきます。今回は学生の感想を紹介します。
写真3:完成した靴を手に
■杉元康浩君(写真3右)
今回はいつもお世話になっている人に靴をプレゼントしたいと思い、父の靴を製作することにしました。父の要望は冠婚葬祭で使える真っ黒でエレガントな靴。ソールにはレザーを使用し、メダリオン(つま先の飾り穴)を入れました。また、偏平足の傾向があるので縦アーチサポートを付けました。製作してうまくいった所、失敗した所は多々ありましたが履いてもらってとても喜んでもらったので、自分もとてもうれしく思い、これからも人に喜んでもらえるような靴を作っていこうと思いました。
写真4:杉元作
■竹下賢司君(写真3左)
私は母の靴を作りました。母の足は踵が若干内側に傾いているので真っ直ぐになるよう木型に修正を加えました。デザインは母の好きな茶色一色をベースとし、アクセントとして紫色の革紐を使用しました。日頃の感謝を込めて、今まで習った技術や知識を活かしながら母にピッタリの靴ができ、喜んでもらえました。
写真5:竹下作
義肢装具士科恒例のシッティングバレーボール大会が開催されました
9月14日,三田市駒ヶ谷運動公園の体育館にて保健体育の一環として,シッティングバレーボールの授業がおこなわれました。
このシッティングバレーボールは神戸市障害者スポーツ協会の大久保先生と神戸市に拠点を置く“神戸JETS”の協力の下におこなわれる,義肢装具士科の全学年を対象とした恒例行事(授業)です。
シッティングバレーボールは障害がある人たちを対象とした,パラリンピックの正式種目の競技ですが,本当は障害のあるなしに関係なく楽しめるスポーツなのです。
2年生,3年生は前年度までの授業を通して経験していますが,1年生にとってははじめての経験です。「座ってやるバレーボールでしょ?」と思ったかどうかはわかりませんが,普段はしない座ったままでコートを動く大変さを身にしみて感じていたようです。でも,大久保先生と神戸JETSのみなさんの丁寧なご指導のおかげで,大変な練習も和気あいあいと楽しみながら取り組むことができました。
試合になると普段のストレスを発散するかのように,目を輝かせながら楽しんでいました。優勝チームは神戸JETSと対戦することができるのですが,今年の優勝チームは神戸JETSに冷や汗?をかかせるほどの僅差での敗戦!本当に惜しかったです。
スポーツは身体にもこころにもよいものです。みなさん,筋肉痛は大丈夫?日ごろからの運動の大切さが身にしみたでしょ?今後もいろいろなスポーツを積極的に取り組んで行きましょう!!
レシーブの練習中 スパイクの練習
白熱した対抗戦 優勝チームと神戸JETSの試合
優勝チームの表彰
「 整形靴製作 I 完成! 〜2年生〜 」
4月から作り続けていた整形靴が、学外実習・夏休みをはさみ、ようやく完成しました!モデルさんに靴を履いていただき、フィッティング・歩行のチェックを行い、再調整をし、緊張しながらマイスターチェックを受けていました。少し大きかったり小さかったり、いろいろな問題点もありましたが、時間内に再調整をして何とかモデルさんの足に合わせることができました。デザインも学生それぞれの個性的なセンスが光り…、モデルさんにもほぼ満足いただけた様子。
…しかし今回の靴が完成してほっとする間もなく、さらに難易度の高い「整形靴製作 I」がスタートしました。今回の実習を役立てて、より良い靴を作ってもらいたいと思います。
みんな、まだまだ休んでる暇は無いですよー!

祝!野球部 準優勝
「関西専門学校軟式野球選手権大会」で本校の野球部が準優勝!
主に救急救命士科、理学療法士科の学生で結成される野球部が日頃の練習の成果を発揮できた。優秀選手賞に、川口達也君(救急救命士科2年)が選出。
今月から硬式野球部も発足し秋季リーグに参加。結果はまた報告します。
今大会の試合結果は以下の通り



2年生の運動学実習
日頃から義肢装具の製作実習に励む学生たちですが,ただ作っているわけではありません。学生たちは一人前の義肢装具士になるため,解剖学や運動学にもとづいた身体機能を理解した上で義肢装具を製作しているのです。
義肢装具が適合しているのかを見極めるためには,的確な目を持って観察し,評価する力が求められます。ただし観察だけでは「膝関節が何度曲がったの?」とか「どれくらいの筋力で膝が曲がったの?」と言ったことまではわかりません。そこで科学的データにもとづいた身体動作の分析が必要になってきます。本校にはモーションキャプチャと呼ばれる“3次元動作分析装置”と床を押す力を詳細に計測できる“床反力計”が整備されており,科学的な分析することができます。
運動学実習の目的は,身体の運動について科学的な分析をする目を養ってもらうことにあります。学生たちはグループに分かれて課題となる身体動作を計測し,グループのオリジナリティを活かしながらデータを分析していきます。
データは分析ソフトが算出してくれますが,その解釈は非常に難しいのです!耳慣れない用語や力学現象の解釈と説明に四苦八苦。どこまで進むのか?という心配をよそに,グループ内では意見をぶつけ合って有意義な結論を導き出していました。これはリーダーとサブリーダー役の学生がグループ内の調整役として活躍してくれた成果でしょう!
リーダーを中心にグループディスカッションをしています
ホワイトボードはディスカッションの書き込みで一杯に
う〜ん・・・顔を見合わせて悩んでいます!
特筆すべきは最後のプレゼンテーション!!堂々たる発表をしてくれました(動画でお伝えできないのがとても残念!)。各グループのオリジナリティが出ていてよかったのではないでしょうか。
今回の運動学実習はあくまで身体動作を科学的に分析するための基礎になります。この実習で得た知識や疑問を大切にして,今後の学生生活でぜひ役立てて欲しいものです。
堂々たるプレゼンテーション!!
説明している姿は真剣そのもの!
