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2010年07月28日
靴作りを支えるモノたち 〜削り編〜
暑い日が続き夏本番をむかえました。外も暑いけど学校の機械室はもっと暑い!そんな暑さにも負けず実習を頑張っております。
1年生は靴調整のテストと靴修理の提出も終わりホッとひと息。次は足底板製作の授業が始まっています。
また、2年生は卒業製作が始まり、今は同時に5足の靴を作っています。修理や調整、足底板、もちろん靴製作にもいろんな機械を使います。
全国でも有数の設備を誇る(らしい)我が校。そんな靴作りを支える機械たちをちょっとマニアな視点で紹介したいと思います。
まずは基本の削り編
学校に入って最初に触れるであろう機械が「グラインダー」です。
学校には義肢科のものを含めると12台?あり正確な数は私も知りません。
何種類かのグラインダーがありますが、いずれもアタッチメントで数種類の器具を取り換え可能です。
整然と並んだ器具達は、機械好きにはたまりません!
また、一部のグラインダーにはとあるギミックが。
2つの写真をよ〜く見比べるとわかるのですが、高さが違います。つまり、身長に合わせてグラインダーの高さが変えられます。付属のリモコン?で動かせるのですが、ゆっくり動く重厚感がまたまたツボにはまります。
他にも吸引(削った粉を集塵するシステムがあります!)で扉がバッコン!と開いたり、ベルトの速さが変えられたりいろんな動きをしてくれます。
次は「バッファー」です。上の写真にも写っている円盤状のものです。グラインダーでは入らない細かい部分を削るのに使うのですが、これがなかなかのくせ者で、慣れるまでは狙った所を削れません。慣れてしまえば曲線を立体的に削り出せたりする優秀なやつなんですが、最初は手こずりました。1年生はちょうど今頃から使い始めるところかな?練習あるのみ!な挑戦心を掻き立てられる機械です☆
次に紹介するのは「カービングマシン」義肢科の機械なので靴科の授業では使いませんが、学外実習での実習先の義肢装具製作所では使いました。これもアタッチメントでいろいろ交換でき、スピードも無段階変化させられる優れもの。ペダルで踏んで回転駆動というマニア垂涎の逸品?です。実際に使うとすごく便利なので靴科にも欲しい…
さてさてお次は「サーフォーム」。石膏モデルを削るものです。手で持って削るのですが、削る時の感触がなかなかいい感じです。義肢装具製作所では石膏を使うところが多く、自在に操れるようにしておきたい道具です。欠点は長く削ってると腕が筋肉痛になることかな〜?と言っても削るのに力がいるのではなく、石膏モデルが重いというのが理由ですが。
他にも「ハンドラスプ」というでっかい鑢(やすり)やサンドペーパー、金網なんかも使います。学校にある「削るモノ」、こうやって並べるとけっこうありますね。
でも、使い方はすぐに覚えられます。最後の方なんかは手で持って使いますしね。
以上、「削り」に関してのモノたちを紹介しました。普段何気なく使っているモノたちも、よくよく見てみるとオモシロかったり、カッコ良かったりするもんですね。
学校にはまだまだいろんな機械や工具があります。それらも順次紹介していきたいと思います。お楽しみに。
投稿者 kmw : 2010年07月28日 16:21 | トラックバック
